FC2ブログ

郡山探訪〜せせらぎこみちと南川渓谷を歩く

2019年12月17日
2019120802.jpg
(せせらぎこみち・郡山女子大付近)

2019120815.jpg
(南川渓谷)

郡山市の市街地で車を走らせていると、あちこちに「せせらぎこみち」という表示があり、ずっと気になっていいました。やはり気になっていたという友人と一緒に、今回歩いてみることに。
ネットで調べているうち、全国のウォーキングコースを紹介するサイトで、せせらぎこみちを含むコースが紹介されていていました。このコースには、郡山市でもうひとつ気になっていた、市街地の中にある「南川渓谷」もふくまれていて、これはおもしろそうと、このコースで歩いてみることにしました。

郡山・せせらぎこみちと渓谷を巡るみち 新日本歩く道紀行 1000の道とは
コース概要(少しアレンジしています)約11〜13km…
開成山公園・開成山大神宮→(せせらぎこみち)→(R4バイパス)→南川渓谷→水天宮→南川渓谷→五百淵公園→酒蓋公園→荒池公園→麓山公園→21世紀公園→久米正雄記念館→(麓山通り・せせらぎこみち)→開成山公園

安積疏水/郡山市公式ウェブサイト
甦る清流とせせらぎこみち
 郡山市の中央を流れる郡山市発展の礎となった安積疎水の一つ公共下水道114号雨水幹線は、 市街化の拡大に伴い水質の悪化、浸水被害の深刻化により、上下二段構造とし、 上部空間に下部雨水管渠により浄化した雨水を利用したせせらぎ水路を創出することにより清流を取り戻した。 延長約1,000mの区間内には、バリアフリーの遊歩道・四季折々の植栽、随所に配置された親水空間、 広い場所には四阿を設置する等、水と緑をテーマに市民にゆとりと潤いを与える憩いの空間として生まれ変わり 「せせらぎこみち」の愛称で親しまれている。
「せせらぎこみち」(パンフレット)

今回歩いてみて、郡山市とは、せせらぎこみちはもちろん、全てが安積疏水につながっているのだなあと…もちろん郡山や福島県の人は皆知っていることですが改めてそう感じました。

郡山市は明治時代、職を失った士族達が開拓に入り、発展してきた土地ですが、荒れ果てた原野だった土地に猪苗代湖から水をひいたことによってさらに栄えてきた町です。


さて出発は、郡山市のど真ん中、開成山公園に隣接する開成山大神宮のお参りから。
大神宮は明治初期、全国から開拓に入った人たちや地元民の間でいざこざが絶えないことから、人々の心を一つにまとめるためにと作られました。

開成山公園/郡山市公式ウェブサイト
開成山大神宮

2019120807.jpg

2019120804.jpg
開成山大神宮から歩き始めたせせらぎこみちは、四季の草花、花木が植えられ、想像以上にきれいに整えられた散策路でした。
ここは住宅街を通る道、冬の今は歩く人もまばらですが、季節が良ければ散策の人多数、聞いた話では、道に接近したお宅では休日にだらしない格好で寝てると、知らない人が家の前を通り焦るとか(笑)たしかそんな感じです。

2019120803.jpg

2019120805.jpg
せせらぎこみちを東に歩ききると郡山市台新、ここからR4バイパス沿いに南へ歩きます。車で通れば一瞬ですが、歩くとなんだか新鮮ですね。

2019120808.jpg
南川渓谷の入口に着きました。住宅地から川へ下る道が整えられています。
ここもまた安積疏水に由来する場所です。

南川渓谷/郡山市公式ウェブサイト
南川渓谷は、郡山市発展の礎である「安積疏水」の第五分水路として安積開拓の一翼を担っていましたが、戦後の急速な宅地化の中で水質や水辺環境が悪化していました。
そこで、豊かな自然を守り、育てるため、地域のみなさんと協働で行なう「ワークショップ」方式により、野鳥などの生き物が生息でき、人々が憩うことができる環境へと整備しました。


2019120810.jpg
郡山の町中とは思えない、まさに渓谷。
渓谷の左右の住宅街からは遊歩道に降りてくる道があちこちにありますが、市街地の道路は見えないし、市街地からも渓谷は見えません。

2019120811.jpg
吊り橋や東屋、ベンチもあり、やはり市街地とは思えない風景です。

2019120812.jpg
川の水がイマイチかなと感じましたが、これでもずいぶんきれいになったのだとか。

2019120814.jpg
石組みはかなり立派。
時おり地元の方の散歩をみかけるくらい、ひとりで歩くにはちと寂しい、もう少し人に知られるようになっても良さそうですが、周辺から見えないのが防犯的に心配と言われればそうかも。訪れる人が多くなったり、防犯カメラの設置すれば変わってくるかな?

2019120817.jpg
渓谷を3分の2くらい歩いたところで、一旦住宅街の橋に出ます。
ここは郡山市久留米、郡山の開拓では、二本松藩についで多かったのが九州の久留米藩、その歴史と共にある水天宮に寄ってみます。

水天宮|郡山市観光協会 - 郡山市観光案内所
明治政府の士族授産政策により、全国から多くの旧士族が郡山にやってきた。その一つである遠く九州から久留米藩が入植し、現在の久留米地区を開墾した。しかし入植者の営みは厳しく、心のよりどころとして、また、団結の場所として、郷里の神社の分霊を祀ったのが「水天宮」だ。現在もその姿は変わらず、地域のシンボルとして守られている。

2019120818.jpg
資料庫などもある立派な神社です。

2019120819.jpg
再び南川渓谷に戻ります。

2019120820.jpg
上を走るのは内環状線です。

2019120822.jpg
南川渓谷の終点、五百淵公園はまもなく、しかし山に入っていく感じでは?(汗)

2019120823.jpg
そして出たのは山の中、ここって五百淵公園ですか?私の知ってる五百淵公園と違う(汗)

五百淵公園|郡山市観光協会 - 郡山市観光案内所

五百淵公園は、幹線道路R49号線に面した大きな池(五百淵)のある、郡山ではよく知られた公園です。あとでわかったのは、我々がたどり着いたのは、池の背後にある野鳥の森でした。

2019120824.jpg
普通に山です(笑)
ここでぽつんとひとりで立っている女性がいて、恐!と思いましたが、どうもポケモンGOをやっていたらしい。

2019120825.jpg
山の中から池の方に向うとテープで通行止め。この先に小川が見えますが、どうも橋が流されたらしい。秋の台風の被害かもしれません。引き返して別の道へ。

2019120826.jpg
さて、ようやく私が知る五百淵公園に出ましたが、池に水がない…除染他いろいろ工事中なのでした。池を半周するつもりでしたが、工事中で景観も望めないのでパス。

2019120828.jpg
五百淵公園からは市街地を歩きます。酒蓋公園もまた工事中。

2019120829.jpg
酒蓋公園に隣接する荒池公園には水があります。少し曇ってきたのが残念。
このあたりの公園に面した場所はお屋敷街、立派なお宅がたくさんあり、おもわず立ち止まる、誰のお屋敷?と(笑)歩いてこそわかるおもしろさですね。

2019120830.jpg
このお屋敷は個人宅ではなく懐石料理の成庵。

2019120831.jpg
荒池といえば柳、結構大きい柳の並木道があります。

2019120832.jpg
郡山市のど真ん中、都市公園の雰囲気ですね。

2019120834.jpg
麓山公園までやってきました。ここは松の木が見事な古い日本庭園です。

麓山公園|郡山市観光協会 - 郡山市観光案内所

2019120833.jpg
「麓山の滝」は安積疏水を記念して作られました。

2019120835.jpg
歴史ある麓山公園から、かなり新しい公園、21世紀公園へ。

2019120839.jpg
久米正雄記念館に着くと晴れてきました。まだ残る紅葉がきれい。

こおりやま文学の森資料館|郡山市観光協会 - 郡山市観光案内所



2019120841.jpg
久米正雄先生像「晴れてきてよかったのう〜」と言ってます(たぶん)

2019120842.jpg
記念館に面した麓山通りで再びせせらぎこみちに。麓山通りは何度も通っていますが、せせらぎこみちがあることは意識してなかったです。

2019120844.jpg
こみちは、開成山公園の中へ。ここは総合運動場、開成山球場のライトが見えます。

2019120845.jpg
そして本日のゴール開成山公園。安積疏水の水路が保存されています。
だいたい12〜13km歩きました。この日歩いたところは全て、安積疏水にゆかりのある場所と言っていいくらい、全てが安積疏水につながる郡山市なのでした。
関連記事
散歩道・ドライブ | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示