2020年06月13日

浅茅原つばらつばらに物思へば古りにし里し思ほゆるかも
大伴旅人 万葉集
心のままにもの思いにふけっていると、昔住んでいた里が思い出されることよ。
「茅」はチガヤ、「浅茅原(あさつばら・あさぢはら)」は、「つばらつばら」にかかる枕詞。
つばらつばら…音の響きがいいですよね、なかなか使えないけれど(笑)
ぐんぐん伸びてきたチガヤは、この後ふわふわとした白い綿毛になります。

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