FC2ブログ

山のしずく

2020年07月28日
2020071910.jpg

あしひきの山のしづくに妹待つとわが立ち濡れし山のしづくに
大津皇子 万葉集

我を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを
石川郎女 万葉集

「君を待つ間にすっかり山のしずくに濡れてしまったよ」と大津皇子と詠むと、石川郎女は「私を待っていて濡れたという山のしずくに私もなりたい」と返歌。
しずくに濡れるほどあなたを待ち続けました、待ちぼうけ…ということでしょうか。
恋とはそういうもの、でもラインでつながる今の恋とは、だいぶ状況が違いますね。

雨上がり、晴れたと思って庭を歩きはじめると。あっという間にびしょぬれに…。
草葉の陰、蜘蛛の糸にかかった玉のようなしずくがとてもきれいでした。

関連記事
日記 | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示