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古代エジプト 神秘のミイラ展

2010年09月26日
〈展覧会HPより抜粋〉
オランダ国立古代博物館は1818年に設立されたヨーロッパ有数の博物館で、特に古代エジプトのコレクションは大英博物館やルーブル美術館と並ぶ充実した内容で知られています。そこには、人間の死後の世界に関して、古代エジプトの人々が数千年をかけて作り上げてきた豊かな精神と物質の世界が反映されています。
 2,650年前のエジプト王国時代の神官アンクホルのミイラと三重の棺。ミイラを作るための道具や装飾品、護符。さらには来世に復活するための呪文と美しい挿図が施された『死者の書』など、「ミイラ」に象徴される古代エジプトの死生観を紹介します。


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「アメンヘテプの棺」紀元前1075-715年


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「死者の書(埋葬の場面)」紀元前1307-1196年

指先に乗るような小さな「護符」から大きな木棺まで、とにかく展示数が多くて見るのが大変でした。
しかし…というか、さすが地方の美術館…空いてます(笑)
いえ、「エジプトのミイラ!」ってだけで、いつもより人は多いんですが(汗)、首都圏の美術館に比べたら…。

私はいわゆる「エジプト通」ではないので、展示内容の意味や価値などについて詳しいことを語れないのは残念ですが…。
しかしその死生観というか、死後の世界の構築(と言っていいのか?)が、ものすごいですね。
平均寿命も短かったでしょうし、死がとても身近、自分の身にいつ死が訪れてもという、いわば準備に怠りなった…ということのようです。
生まれ変わるという思想もそうですし、もしかしたら死者は現世以上に忙しいのでは?(笑)

多数の神々は「八百万の神」のようです。
なにもわからないので、ついつい「かわいい」「かっこいい」と呼びたくなる数々の神々は、キャラクターばっちり、神聖な物というよりユニークさで見てしまいますね(笑)
パピルスに描かれた葬儀や死後の世界は、仏教経典のような美。

通なら喜びそう、ヒエログリフの解読者でエジプト学者シャンポリオン(1790-1832)のノートも公開。
参考として、ロゼッタストーンのレプリカが展示されていましたが、デートらしきカップルの彼氏が「これ本物かな?」
…ですと、それは絶対ナイ!(爆)

さて、今回のメインはミイラ、神官アンクホルのミイラと三重の棺がならべてあって迫力あります。
このように完璧な状態で残っていたこともすごいですね。
ご存知のように棺は何重にもなっています。大きな棺に、少し小さい棺が…となっていて、マトリョーシカみたいです。
棺の装飾は豪華、包帯の巻き方もとても洗練されていて、コントで見るような(汗)ほどけてしまうような巻き方でないことがわかります。
会場内ではミイラをレントゲンやMRIを使って調査した様子が、ビデオで上映されていました。

ミイラを作るための道具、臓器を入れる容器なども展示されていました。
そして、実技講座では「ミイラの作り方」!?
…さすがにそれはない!(笑)

エジプトに関する展示はこれまでも見てきましたが、いつも歴史的にも、世界観、精神世界的にも膨大で、把握しようにもやはり手に負えない。
無理せず楽しむことが先決か?(汗)
…と今日も自分に言い聞かせるワタクシでした。

古代エジプト 神秘のミイラ展
2010年9月18日(土)~12月5日(日)
福島県立美術館



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