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未来への提言「動物学者ラッセル・ミッターマイヤー」&COP10

2010年10月09日
番組HPより抜粋
世界で最大規模のNGO自然保護団体、CI=コンサベーション・インターナショナルの会長として、生態系の保護を訴える米国の動物学者ラッセル・ミッターマイヤー博士(60)。
霊長類9種・は虫類3種を新発見。貴重な動植物が生息する「ホット・スポット」の指定、保護活動では指導的役割を果たした。2010年10月に名古屋市で開かれるCOP10「国連地球生きもの会議」で来日する博士に聞く。

コンサベーション・インターナショナルジャパン

COP10「国連地球生きもの会議」
2010年10月11日(月・祝)~29日(金)名古屋

COP10 NHK関連番組
生物多様性スペシャルCOP10スペシャル
NHK総合テレビ10月11日(月・祝) 8:15~22:49

Ryo Kohsaka's Room
「未来への提言」聞き手 香坂 玲さんのHP
生物多様性条約COP10支援実行委員会アドバイザー

CI(コンサベーション・インターナショナルジャパン)、おしゃれなオフィス&デスクが並ぶ中、博士の部屋は…その散らかりように衝撃!
世界各国に出かけ、ほとんどオフィスにいないからって、これは…(汗)
コレクションしているというアフリカの仮面や吹き矢もすごい。
CIの会長職にありながら、40年以上もフィールドワークを続けているというのは、とにかくそれが好きでしょうがないから。
ライアル・ワトソンやリチャード・アッテンボロー、フィールドが好きな巨匠(おっさん)は、皆半ズボンが似合う少年のような顔をしていますね。
ミッターマイヤー博士は少年時代、ターザンにあこがれていたとか、なるほどねえ。
京都の鴨川で念願のオオサンショウウオに会えてうれしそうな顔といったら、昆虫採集の少年です(笑)

番組は、博士の生い立ち、実績、CIを立ち上げるに至った経緯、CIはどのように活動しているかのリポート、そして生物の多様性をなぜ守らなければいけないのか?について。

私は環境保護を支持していると言っていいんですが、最近の啓蒙番組や芸能人の現地リポート「涙と感動!」みたい番組は、なんとなく演出や傲慢さを感じてしまい正直どん引き、あまり見ていないのです。
環境保護を、憐れみや同情に置き換えているような気がして。
芸能人やメッセージ性の高いテーマソングは、関心をもってもらうためには必要なんだろうなあとは思っていますが。
私としては、ミッターマイヤー博士が言うように、多様な生物が共存することが人間のくらしを支えているということを、なくてはならない、そのおかげということを、まずアピールしなくてならないのでは~と、思っています。

CIは大企業と積極的に提携し活動資金を得ています。
また、自然を保護と経済発展を共存させることをめざしています。
常に会長自ら、大企業のCEOや政府のトップに会い、営業かけているところは、私たちがイメージする環境保護団体と大きく異なりますね。
たとえば発展途上国に「森林伐採や焼き畑は環境破壊だからやめなさい」と言っても、それが生きる術であるならどうすればいいのか?それに変わる収入の道を考える。
その一つが「エコツアー」(観光収入)であったり、先進国の経済援助で途上国に自然基金を設ける「環境債務スワップ」など。
短期間の援助や一時的な寄付は逆効果になることもある。CIの、現地の人が主役となり継続して活動できることを具体的に考えているところは、日本も学ぶべきだと思いました。
しかしそのような活動も、途上国の政府が安定していることが条件、クーデターで政権が変わり、活動が停滞している国も。ななかな難しいですね。
番組でわかるのは、活動のごく一部であり、CIの趣旨全てに賛同できるかどうかは全体を把握できてないので、何との言えない部分もありますが、とても実践的で頼もしく感じました。

企業であれば、社会貢献の一つとして環境保護は当然だと思いますが、では私たちの日常生活で何ができるのか?
この不景気な世の中「環境保護どころか、俺を保護してくれ!」なんて言いたくなることも多いですよね(笑)
実際、ゴミの分別にこんなに時間かかってエコなのか?
加熱する雑誌付録のエコバックは、環境保護の役に立っているのか?
とかいろいろ考えてしまうんですよね。
できることはしたいと思いますが、はっきり役立った実感がないのがねえ。
いい番組だったのに、さいごは下世話なネタになってしまいました(汗)

繰り返しになりますが、生物の多様性がなくては人間が存在できないならば、それらを維持することは、長い目で見て「経済的」ということになります。
自然とは緩やかに変化していくもの、地球の環境もそうでした。
しかし今の変化は急激すぎる、それは人間がやったこと、自業自得、であるならば人間がオトシマエつけなくてはならないのだと思います。

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