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GPF2010感想 男子クワド時代、女子は完成度?

2010年12月14日
中国でのファイナル、国民性か、緊張感が違うからか、それとも中国はペアにしか関心がないからか(汗)これまでのGPSとは雰囲気がだいぶ違うと感じました。
音響がさ~、カメラがさ~(涙)

Starting Orders / Result

○男子シングル
ダイスケとこづのアクシデントに気をとられ、トマシュとアモーディオ君にあまり真剣に見てなかった…すまん。
まずトマシュ、まだリハビリ中…かな?(あくまで私基準では)
しかしクワドを入れようと前向きに考える位になったことが素直にうれしい、彼のクワドの美しさは別格なので。
アモーディオ君はファイナル初出場、これまでのGPSと違ってあきらかに固く、SPは心配な出来でしたが、FSではよくやったと思いました。
彼のキャリアはまだまだこれから、エンターテイメントという枠にまとまらず、でっかく成長してほしいですね。
ちなみにEXに出る場合(これからそういう機会が多そうなので)は、フランス伝統にのっとり、脱いで!…下さい(爆)

織田信成選手
SPは文句つけようのない素晴らしい内容でしたね。
素晴らしい4+3、ダイスケやこづだけでなく、日本男子は皆焦ってるじゃないでしょうか?(苦笑)
FSはまだ課題が多いと思いますが、終わってみれば総合2位、自信がつく結果でしたね。
今回織田コーチは同伴してないところも、別の意味で好印象(すまぬ)

パトリック・チャン選手
クワドを決めたパトチャンに勝つのは、これからの男子は大変ですねえ(汗)
SPは少し乗り切れていなかったし、コンボのミスで2位でしたが、リカバリーもぬかりないところはさすが。
FPは4Tを決め、まとめたと思いますが、なんだろうカナダ大会の方が印象が…はじめの4Tのインパクトが大きかったからかな?
…でもスケーティングは素晴らしい~
こうなってくるとパトチャンに対しても欲がでてきますね。FPで演技を無理矢理がんばってるところがちょっと微妙、気合いで目にチカラがこもると白目がちょっと(汗)
…でもスケーティングは素晴らしい~
特にEXは癒し系なのに、目が笑ってないのがちょっとコワイ…
…でもスケーティングは素晴らしい~(汗)
パトチャンファンの皆さん、ごめんなさい!

小塚崇彦選手
公式練習のアクシデントの影響か、SPの出遅れが残念でした。
しかし、FSでは会心とまではいかなくとも、この状況で80点くらいの出来だったことは大人だと…競技とは別の意味で評価できると思いました。
エリックの鮮烈な印象と比べると心残りですが、FSだけなら2位、GPS通して及第点、これは素晴らしいと思います。

FSを終えたこづはインタビューもそぞろ、食い入るようにモニターでダイスケのFSを見つめていました。何も知らなければ、こづの表彰台がダイスケ次第だから…という場面ですが…胸が痛みます。

ダイスケの結果については、誰もが言うように、アクシデント影響が大きかったのでしょう。特にフリー当日が一番つらいところだったのかもしれません。
この件について(自分に)影響ないと押し通したのは、こづに対する配慮、しかしダイスケならこづだけでなく、誰に対してもそう言ったはずです。
誰にでも起こりうること、自分に否がある…いつそういう立場になってもおかしくありません。こづは十分わかっているし、この話題を引きずることに私はメリットを感じません。
…競技終了後、パトチャンがこづを、スケカナでアダムと衝突したことを例にとり慰めていたとか。

NumberWeb(2010年12月13日)
GPファイナルでは「金」も獲れたはず!?フィギュア日本男子陣の大きな課題。

スポーツナビ(2010年12月13日)
日本男子初の制覇ならず 高橋、小塚は衝突の影響も

Sports@niftyフィギュアスケート特集
織田信成 「勝つためにはこれしかない」SPで4回転+3回転を成功
GPファイナル男子SP 織田4回転+3回転成功で首位、高橋3位、小塚4位
GPファイナル男子 織田2位、小塚3位、高橋4位

実際のところ、ダイスケのダメージがどれほどかはわかりませんが、本当に深刻であったなら棄権したでしょう。これはこづに対する配慮とは別物だと考えています。
アスリートとしてプロフェッショナルな彼が、全日本を控えて無茶をすること、感情に流された判断を、コーチやスタッフがついていながら下すはずがないと見ていました。
もちろんリスクは伴うけれど…出る以上は優勝を狙っていたはずです。
私としては、心配ではあるけれど、彼が決めたこと、信頼できるチームタカハシもいることだし大丈夫、応援しようと思いました。

競技を見ていて、多くのファンの方が、まず無事に終えたことに安心されていますが…
なんだか心優しいダイスケファンからは石投げられそうなんですが…(汗)
優勝して欲しかった!
優勝できなかったのが、ああ残念!
…というのが私の正直な気持ちでした。

競技終了後のインタビューで心底悔しそうなダイスケ、昨シーズンの「今できることをやるしかなかった」とは全く違うように見え、また翌日のインタビューでは

>「正直に言えば、痛みはちょっとあった。でも大怪我をしたわけでもなく、打撲くらいのもの。あの程度の事故は影響がないくらいの精神力、体力を作っていかなくては」

「痛み」については、周囲への配慮から過小に語っているのかな、しかし「あの程度の事故は影響がないくらいの…」という部分は、彼の本心という気がします。
彼が「練習不足」とは誰も信じないでしょうが(苦笑)、勝つために体も心ももっと強くなりたい。それは高難度の技に挑戦し続けるアスリート魂と同じではないかと。
もっといえば、方法は違っても、こづや織田君、パトチャン、トップを目指す多くの選手に言えることだと思います。
そういうハードな現場にいるダイスケはじめ選手を私は尊重したい。
ですので、彼のプライドや気概を前にして、「あの故障があったのだから今回の結果はしょうがないよ」とは、あれで十分…とは言いたくありませんでした。
悔しさを存分に味わいつくし次の糧に、勝利にどん欲に、スポーツですからそうあってほしいと願っています。

一応言い訳しますが、ダイスケの様子を心配していなかったわけではないです。
無理に出場したことで、故障が長引いたら、別の故障の引き金になったりしたら…と。
選手と共にだんだんと欲が出てくるのは、ファンとしてもまあ自然なのではないかと思っています(苦笑)
私が書いていることは、物事の一面でしかありません。全く違う意見の方も大勢いらっしゃると思いますが、それはそれでいいと感じています。

織田君のSP4回転に触発され、ダイスケやこづもSPのクワドを考え始めている。それくらい織田君のSP4+3は見事でした。
ケガ前2007シーズンのダイスケは、フリーに2度の4回転を入れ、2008シーズンはSPから4回転を入れるつもりでいました。
あれから状況はずいぶん変わってきましたが、男子は再び4回転時代に突入ですね。

ニコ動にタラソワさん解説(翻訳付ありがとう!)のダイスケ、こづのFSがありました。
なるほどそんな風に見ているのかと。
ダイスケ http://www.nicovideo.jp/watch/sm12999269
こづ http://www.nicovideo.jp/watch/sm12999619

○女子シングル
誰がこの順位を想定したでしょうか?(笑)
私の予想はこの逆順に近かったってていうのが何と言い訳すればいいのか(滝汗)
しかし見応えのある素晴らしい大会でした。
フリーの滑走順で感想。

レイチェル・フラット選手
彼女だけが精彩を欠いてしまいました。
足に痛みがあると競技後に知りましたが、早く良くなって、強気のスケートを見せてほしいですね。

安藤美姫選手
SPの出遅れが悔やまれます。新プログラムはまだできたて、まだまだこれからでしたね。
素敵なプログラムだと思いますが、SPの滑走順がシズニーのあと、衣装も二人とも白、美しい流れに定評のあるシズニーのあとで、未完成な演技が目立ってしまいました。
FSは、これはもう素晴らしいの一言!
3+3が入らなかったことだけがちょっと心残りでしたが、そんなことを忘れさせるキレのあるジャンプ、強く美しいジャンパー美姫がいました。
あのガッツポーズも最高でしたね!やはり攻めの美姫はすごい。
この次点で逆転優勝もありそう、少なくとも表彰台は確実と思いました。

鈴木明子選手
SPもFPもここまでやっているのに評価が低い、何度も言うように、彼女のPCSは低すぎると感じます。
カナコと同等か下…ということにまず疑問。
パーフェクトに近い演技がつづき、僅差の勝負になったとしても、PCSでいつも及ばないことが歯がゆい。
FPはとても良かった、ミスも最小限だったのでは?フリーで及ばないけれど、総合では美姫ちゃんを超えました。
おお、鈴木さんついにタイトルか!…と思いました。

村上佳菜子選手
佳菜子の視聴率瞬間最高35・5%
さんじゅう…ご…ですか、すごい(滝汗)
大舞台でも勢いが止まりませんね、このスピード感はすばらしい。
SPのかわいらしさは、シニアのお姉さんに混じり、フレッシュな魅力をという山田コーチの作戦がドンぴしゃでした。
ミスはあるけれど忘れさせる勢い、そしてスケートの粗さをカバーするダンサーぶり。
得点は、ちょっと出過ぎかな?とは感じます。
…総合得点で鈴木選手を上回った!え~カナコが優勝?(滝汗)

このあたりで呼吸を整える私。

カロリーナ・コストナー選手(エミューちゃん)
SP、FP共にミスの少ないプログラムは、本当に久しぶりでは?
美しかった~素敵でした。
ただ、ルッツ、フリップのないプログラムで表彰台はやはり疑問ではあります。
そして得点が…え~っ、いち…1位!
ルッツ、フリップなしで優勝でいいのか?(汗)

アリッサ・シズニー選手
申し訳ありません、2本揃えられるとは思ってませんでした、許して(涙)
SPもFPも流れが本当に美しい、ジャンプのミスはあったけれど、流れは途切れない程度、いつもの転倒も無い(すまん)
PCSがダントツ1位は納得です。
FPは下手をすれば平板なりやすいと思うけれど、ここまでミスが少ないと、シズニーの美しさを引き立て、堪能できるプログラムになるんですねえ。
難易度は簡単とは言わないまでも、決して高くはありません、しかしここまで美しいと納得してしまいますね。
FPは3位でしたが、SPの貯金で逃げ切り優勝。

美姫ちゃん以降の選手が次々高得点を出すとは、しかもこのメンツが!スマン(爆)
エミューちゃんがこのまま優勝してしまうのはちょっと(汗)…と思っていたので、ほっとしたりして。
美姫ちゃんはSPの出遅れが、重ね重ね残念、しかし彼女がどんなに強いか、よくわかる大会でもありました。FSだけなら堂々の1位、これは順位以上に価値のあることだと思います。
鈴木選手については、総合1位でもおかしくないと感じます。
男子は4回転時代に突入しましたが、女子はやはりパーフェクトな選手がより強い、そんな気もしますね。
そしてスピンを制した者が優勝…かな?

今回の順位はともかくとして、私の中で実力ランキングを考えてみると
1位 美姫
2位 シズニー
3位 鈴木
4位 カナコ
5位 エミューちゃん
ということになるのですが、皆さんはどう考えるでしょうか?

順位という結果はともかく、日本女子のレベルの高さはすごい。全日本、そしてワールド代表はいったい?(汗)
真央ちゃん、全日本3位では難しいかもしれません。
ワールド表彰台候補、そう納得させる内容…でなければ今こうして健闘している選手たちに失礼ですよね。
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