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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」

2010年12月15日
ようやく見てきました「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」
1~7巻、10年続いたハリー・ポッターシリーズも最終章、その前編。
原作本は、それまで貸してくれていた姪が進学のため遠くに行ってしまったので、4巻までしか読んでません(汗)…が、映画の方はなんだかんだ言いつつ見てます。
最近長時間の映画が多いのですが、この映画も前編なのに2時間超え(汗)

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」公式サイト

結論から言うと、すごく良かったです。
ファンタジーはダークファンタジーがなにより、私好みの映画という意味で。
1作目からダークな香りはありましたが、この次点では児童書。10歳のハリーの7年間の成長、1年で1巻、巻を重ねるごとにハリーの悩みは深く、悪は力を増し、原作も映画もどんどんダークな色合いになっていきました。
ベストセラーになりファンタジーファン以外の方も多く読んだということもありますが、健全なストーリーを期待して子どもに買ってあげた親世代だと戸惑うのかもしれませんね。
つまり今のハリー・ポッターはオタクウケということか(笑)
原作も映画も、初期のようなヒットの勢いはないのは、ある意味当然のような気がします。

個人的には、誰がなんと言おうと3巻目シリウス・ブラックが登場する「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が好み、映画も。
5巻目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」ではハリーの思春期らしい恋が芽生えますが、この辺りは私のもっとも興味が無い部分でして、ちょっと邪魔くさいなと(苦笑)
で、6巻、7巻と再び運命に翻弄されるハリー、ダークなファンタジーへと戻ってきました。
児童書として読み始めた子どもがずっと読み続けていたら大人、勧善懲悪な結末はない、大人のファンタジーを受け入れられるくらいになったでしょう。

ネタバレしない程度に…
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」では、これまでのストーリーをにおわせるシーンもなく、問答無用にストーリーが展開、ある程度の予備知識がないとついて行けません。私もちょっととまどってしまいました。
ヴォルデモートの力は増し、世界は暗黒へ、ハリーたちは罠や急襲をかわしながら旅する日々。
キャラクターはたくさん登場しますが短く、ほとんどがハリー、ロン、ハーマイオニーのシーンです。友情と諍い、そして危機、まるで「ロード・オブ・ザ・リング」のような感じです。
ヴォルデモートの出番が多くて、怖さが慣れてきたのがちょっと惜しいかな?怪しさはむしろスネイプ先生の方があるかも。
おなじみの魔法学校はもう登場しないんですね。
大好きな副校長先生(マギー・スミス)の出番がなかったのは残念。

多くをイギリス各地でロケしたらしいですね。
人気のない屋敷や凍てついた森や湖、荒涼とした原野、人気のない海岸が、全編に漂う悲壮感や不安をよく表しているなあと…そう、美しく厳しい自然風景がそのまま主人公たちの運命を暗示させるようであり、心象風景のようでもあり、私の心にぐっと迫ってきました。
今は厳しさに耐える時期、冬の森がそれを語っているようでした。
こういう部分は映画ならではないでしょうか?

ひたすら逃亡の日々で前編は終わっているのですが、長く感じなかったのはすごい。もちろん私好みのダークな映画だったからですが。
後編も楽しみです。

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