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NHK杯感想・男子シングル

2008年12月08日
男子は、選手がバラエティに富んで楽しかったですねえ!
そして、表彰台は逃しましたが、無良選手、キャリエール選手、レイノルズ選手、(あえて結果なんかより)これからを期待させる若手の存在もうれしい。

無良選手は、DOIで久しぶりに見た時にずいぶん男っぽくなったなあと感じていましたが、競技プログラムを見て、スケーティングの早さ、力強さ、スケールの大きさなど目を見張るものがありました。この勢い、ワールド代表3枠目に…かなり近い?
気になったのは、FPのジャンプの跳ぶ位置が、リンクの角ギリギリと、対角にあるやはり角ギリギリなのが、気になりますね。ジャッジ席に反対側から見ると、着氷が確認できない(汗)もう少しセンター付近で跳ぶジャンプがあってもいいですよね。

キャリエール君は、昨年のNHK杯に続いて出場。若いのに堅実、地味、ちょっと物足りないけど、気がつけば表彰台…なんて去年は言ってたんですが、新しい表現にチャレンジしている姿が見られて良かったです。特にFP「火の鳥」はバレエ的な表現があって、素敵だと思いました。結果は6位でしたが、今は火の鳥変身途中(ガッチャマンか?)って感じでしょうか。

マッチ棒レイノルズ君は、ホントに4回転跳ぶんですねえ(←当たり前だっちゅうの)、しかもチャッチャッと跳んでしまうんですねえ、よくわからなかったよ…すまん。
そのコンパクトな(笑)4回転ばかりが話題になる彼ですが、タラソワさんに指導を受けたという今季、スケーティングや表現力がぐっと良くなりましたね。
もっとも感動したのが実はEXで、本来こんなに素敵な音楽表現が出来るんだと、びっくりしました。このEXの魅力と4回転があれば、これからどんなすごい選手になるのだろうと期待してしまいますね。まあ、今現在は欠点も多数なんですけどね。

ポンセロ選手の3位は、なんだかしみじみしますね。ある意味男子シングルで、一番いい仕事したのは彼なんじゃないかと(笑)
SPは緊張が見えたけれど、楽しいプログラムでした。FPは伸び伸び、スケートが軽やかで見ていて気持ちいいですね。冒頭の4Tは加点つきまくり、おお~+3のジャッジもいますねえ。
フランスの国内戦も大変なことになりそうですね。
ジョニーはファイナルに行けるのだろうか?織田君のFPは大丈夫なのか?とか、今大会気になることをちまちまと考えている中、ポンちゃんの明るくてクリアなスケートに、ぱっと救われました。
EXが待望のスキーマン!いやあ、やっぱりこのEXは最高ですね。キャンデロロの後継者がこんな所にいるとは(爆)仕込みも面倒だったと思うけど、ポンちゃん、ありがとね~。
よかったら来年も(ジュベールを連れて)来てね。

ジョニー・ウィア選手の体調はFP後まで知りませんでした。体調の悪い中、よく頑張りましたよね。
彼の演技を見ていて、トップ選手の中にこういう個性、世界観があることの喜び、なんていえばいいのか、その男子シングルの多様性の象徴みたいなものを感じます。ずっとトップ選手の一人として演技していて欲しいなと思いました。
今季は少し厳しい(去年だって楽してたわけではないんですけどね)戦いになるのかもしれませんが、もっとできるはずって、思ってますよ。

織田選手については、今更何を言うか、若干悩むとこですが…。
ブランクの事につては、もう言わなくてもいいですよね。なのであとは、日本のトップ選手として、欲張りな目線になってしまいます。
いろいろ考えたんですが、フィギュアスケートファンってわがままなので、表現力が優れていればジャンプさえ決まればと思い、エレメンツがパーフェクトに近いと、表現面が物足りないなどと難癖をつけてしまうのがサガかなと思います(苦笑)

SPの仮面舞踏会は、完璧でしたねえ。高さ、飛距離、余裕のあるジャンプ、鍛えられた体がジャンプの安定感につながっているのでしょうね。プログラムとしても完成度の高いパッケージになっていると思いました。
FPは、ミスが目立った印象でしたが、元々のベースバリューも高いし、後半もきっちりまとめてポイントを重ねました。…この辺りはニコライ・モロゾフコーチの作戦勝ちなのではなでしょうか。
4回転は、もう早晩成功する、というところまで来ていると思います。あとちょっと、がんばれ!全日本で決められると、気持ちも楽になるでしょうね。ほんと、あとちょっとなんですよね。

FPのワルシャワコンチェルトは好きな曲、ただSPと、曲のドラマチックさ加減や盛り上がり方が似てるような気がします。
夏頃の動画を最初に見た時も感じたことなんですが、トップ選手であれば、曲調、雰囲気を変えて、スケーターとしての多彩さを見せるべきなのではないかと思いました。曲名を最初に聞いた時は、織田君に似合うと思いましたが、実際に見ると今ひとつしっくりこない。
そう感じる原因は、振付はニコルではあるけれど、かなりニコライ改良型になっているからと想像するのですが、どうでしょう?私はニコライの振付が結構好きですが、織田君には合ってないような気がします。
特にEXプログラムの「トスカ」は、エレメンツは素晴らしいと思っても、どんなに上手く演技しても、やらされてる観が…。何となく受け入れづらいものを感じてしまうんですよね、好みの問題かもしれませんが。
SP、FP、EXと3本あるわけでですが、このラインナップでいいのかな?と思うわけです。

来季の話は早いけれど、振付はニコライではない選択をしてほしいなあ。そして1本は明るくて軽いヤツを頼むよ。

でもほんと、きっちりこの位置に戻ってきた織田君、たいしたものです。でもゴールじゃありません、ここはスタート地点、そんなことは織田君が十分わかってるはずですが(苦笑)
次、全日本でどんな演技を見せてくれるか、楽しみにしています。
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