FC2ブログ

2011年4月11日

2011年04月11日
3月11日から1ヶ月、今日もまた大きな余震が立て続けにあり、その後も震度3~1くらいの揺れが続いています。すでに痛んでいる建物やゆるんだ地盤は気をつけなくてはなりません。
そして再びJRが運休、さっき仕事場近くのホテルに走っていって部屋押さえました、なにしろ電話が通じないので(汗)

余震も怖いですが原発も相変わらず、この状況である限り我が郷土福島の災害は終わってはいません。あの日からずっと続いています。
沿岸の避難地域では行方不明者の捜索もできず、残された被災者は、自宅に戻ることも家族を捜すこともできない。このままでは何も始められないのです。

災害から立ち直ろうとする気持ちは、その土地に根ざしています。
被災した土地からなんの未練もしがらみもなく離れられる方もいるでしょうが、大半の人々は、できることならまた同じ土地で、同じ仕事でやり直したいと願っています。
それが復興だと思います。
原発のある町の人々でもそうです。しかし現実的な被害に加え、福島県は原発によって郷土への愛情や誇りどころか、郷土そのものを失ってしまうのかもしれません。

放射能の影響や特性について、50年や20年前とは研究が格段に進んでいると思いますが、怖さは同じでしょうか?一度芽生えてしまった不安は簡単には拭えませんね。
最近いろいろな方がおっしゃっていますが、影響があるのでは?と不安に思いながら、これからの人生を送るのはとても不幸なことです。
どうしたらそこから解放されるでしょうか?

テレビやラジオではアイドルや有名人が「日本中が応援している」「日本はひとつになって…」と、さかんに言っています。
日本中の人がそう思っているのなら、なぜ風評被害が起こるのでしょうか?
出荷中の野菜だけではありません。私が直接聞いただけでも、昨年秋に収穫された米が買いたたかれ、原発から十分離れているにもかかわらずキャンセルが相次いだ旅館が廃業し、福島に本社があるというだけで通販の売り上げが無くなり、都心では福島から来たというだけで人に避けられる。
いったい福島が何をしたというのでしょうか?
日本は一つと言っている同じ人が、根拠のない差別をしている。私は人間不信になりそうです。

私のブログはフィギュアスケートつながりで読んで頂いている方が多く、女性や母という立場の方も多くいらっしゃると思います。今回の震災では、たくさんの方に気遣っていただきました。
母であれば子どもや家族の将来を考え、より安全を求めるのは当然で、少しでもリスクを避けたいと、私に子どもがいたとしてもそう思うでしょう。そのことは全く責められません。
少し気になっているのは、優しさのあまり、現在の福島や私の状況が気の毒すぎる、かわいそう…と、後ろめたく思われているのではないかということです。
もし、私のことを多少なりとも気にかけて頂けるのでしたら、どうか目をそらさず、原発や放射能についてわけのわからない怖いモノとしてではなく、学び情報を得た上でご判断下さい。
それも支援です。

なんだかとりとめなく書いてしまいましたが、途中まで書いたところで、余震の余震がすごすぎて…。
いつも気にかけて下さる皆さん、ありがとうございます!
被災地以外では、みんな元気に過ごし経済活動に励んで頂きたい。それが支援につながります。
その気持ちは今も全く変わりありません。
よろしくお願いします。

関連記事
福島で暮らす | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
震災から1ヶ月
はじめまして

大ちゃんファンです。
いつもユーモアのセンスが大人だなぁ、と思っていました。
私は横浜市民。被災者とは言えませんが、1ヶ月たった今も毎日朝から夜遅くまで軍用機の音がします。
大和市や厚木市の騒音はいかばかりかと。 被災地に行っていると思えば文句も言えず、ストレスもたまっているでしょう。

家のお米は福島産です。ご近所の福島県出身者のよしみで。
大ちゃんのチャリティー演技会は慰めにならなかったのでしょうか? それどろでないのでしょうね。
ニルギリさんのユーモアあふれるフィギュアスケート評を、読みたい、そんな日が早く来て欲しい。そう願っています。
風評に惑わされないように心します。
>KUNIさん
はじめまして、読んで頂きありがとうございます。
そちらのほうは基地があるんですよね、お疲れ様です。
3/11から夜昼ヘリの音が響いていた我が町も、ようやく静かになったと思ったら、7日の余震以来、またひんぱんに聞こえています。それでも当初に比べたらずっと数は少ないのですが。

福島は本来、水と空気がきれいで、野菜やお米がおいしい県なのですが、とても残念な状況になってしまいました。
状況は日々変わっていますので、今KUNIさんに安心して頂けるような言葉を書けないのが、とても辛いです。ですが、気にかけて頂いていることを感謝します。

フィギュアスケートが大好きな気持ちに変わりはなく、ワールドも楽しみにしています。
ここ1週間ほどの余震がちょっとヘビーでしたが、また、のんきに感想が書ける日が来ると思いますのでよろしくお願いします。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>Cさん
ご心配おかけしています。7日と11~12日の余震は厳しかったですよ。特に昨晩は繰り返し繰り返しで、精神的に持たないなと。あとで聞いたら50回くらいあったそうです。
今日の昼も大きな余震がありましたが、夜に比べたら、いくらか冷静になれます。
震源地が少し南寄りになってきて、千葉や東京も気になりますね。

風評被害はなんというか、私には、地震は自然災害として、原発は政治と東電がいわば悪者としてポジションが決まっているのですが、風評被害は信頼していた人に裏切られた、そんな悲しい気持ちになるんですよね。

安全、安心に対する考え方は、人それぞれです。
私自身はこれまで原発に積極的ではなく反対してきましたが、大病したこともないし、祖父母も天寿でしたので、どこかおおざっぱな感覚かもしれません。気になさらないで下さいね。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
>Kさん
コメントありがとうございます。
ちょっと感情にまかせて記事を書いてしまったかなあと反省はしているのですが、個人の日記みたいなものですし、その時そう思ったこととして書きました。
まあ居酒屋でくだを巻いてる、そんな風に読んで頂ければ(苦笑)
ただ、風評被害そのものは事実ですし、許しがたい…その気持ちは当分変わらないでしょう。

こんな大きな災害では、アイドルなど芸能人、著名人、スポーツ選手の果たす役割がいかに大きいかは、よくわかっているつもりです。SMAPもジャニーズも実は結構好きだったりします。
彼らのイベントによって、関心の無かった世代が関心を持ったこと、実際に寄付を集めたことはすごいし、感謝しています。
ダイスケのチャリティーショーを聞いた時は、うるっとしました。ただ、実際ショーが行われた日のあたりは、本当に心がボロボロでして…あまり反応できなかったのです。

いわゆる「応援CM」は最初はうれしかったのですが、事態が好転してこないこともあり、今月に入ってからの余震と出口の見えない原発には、もうどうしていいかわからなくて、そこに風評被害のニュースで、すっかりナーバスになっていました。
なぜこんなに悲しいのか考えて見ると、応援してくれてるだろう人たちに、私はとても期待しているから、信用していないなら裏切られたような気持ちにはならなかったと思います。
ホントにねえ、皆さんをアテにしてるのですよ、でなと復興なんてとてもできません。

いろいろな人、様々な価値観がある、そう頭ではわかっているのですが、やはり気持ちに余裕がないのかもしれませんね。
引き続きご指導お願いします(笑)

管理者のみに表示